視線|ぬくもり3-30

 小紅螺はさんざん悩んだ末に、友則との食事に出かけることに同意した。しかし、記念すべき初デートであるのに、やはり彼女の体力的な負担を事前に考慮しておかなければならない。自宅で家族がサポートしてくれる状態とは違って、彼がまだ病気について何も知らない以上は、高い緊張感などの精神的な負担まで考えておかなければならなかった。自然、予め制約を設けて、無難に過ごせる無理のないデートとなったのだ。送迎は、彼女…

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